セミコロン;
について話します。
コイツ、メチャ大事なんです…
そして、みなさんが適当に、いい加減に、便利に使っている言葉
「文脈」
についても話していきましょう!
例題
Today the Internet is described as an "information superhighway"; in the 1800s the telegraph was called the "highway of thought".
セミコロンの他にコロン:っていうやつもいます。こいつはセミコロンを理解したらすぐ分かるんで最後に軽く話します。ほぼ同じようにみんな思ってるかもしれないですけど、セミコロンの方が圧倒的に大切です!
まぁ本題に入りましょうか。
今回は2つ大切なことを話します。先に書いておきましょう。
1.セミコロンの前後は同じ形
2.間が空くと文脈発生
まず、1についてです。
これは100%ではないですが、入試で問われる場合、難しい場合はほとんど前後は同じ形になります。
例 Speech is silver; silence is golden.
沈黙は金、雄弁は銀
これはめちゃ簡単な例ですけど、
S V C; S V C
ですね。
2について
「この単語、節は前後の文脈的に意味はこうかな?」みたいになんの根拠もない感覚という意味で使ってますよね。
違います。まずそもそも文脈というのは5つ意味があります。
a.置き換え
b.対比
c.具体
d.並列
e.理由
そして、英語では間が空くと文脈が発生するんです。
例
1.He has two daughters who live in China.
2.He has two daughters, who live in China.
これらの文章の違いは?
1は特に問題ないですよね。彼には中国に住む2人の娘がいる。
2について。
He has two daughters, they live in China.
と具体になっているんですね。
なので2は「彼には娘が2人いる。そして彼女たちは中国に住んでいる。」
じゃあ1と2の違いは?
2は娘が2人しかいませんね。1では「中国に住む娘が2人いる」と言っているだけで、他にも日本に住む娘がいるかもしれない。これが所謂制限用法と非制限です。
さて、セミコロンの話に戻りましょうか。
セミコロンは、前後が同じ形で、さらに間が空くので文脈発生。
なので上の
Speech is silver; silence is golden.
沈黙は金、雄弁は銀
は、「雄弁は銀、一方で沈黙は金」
と、対比になっています。
あ、コロン:は前後同じ形にならないことが、セミコロンに比べて多いだけです。それだけです笑
最後に例題の解説です。
Today the Internet is described as an "information superhighway"; in the 1800s the telegraph was called the "highway of thought".
これももう簡単ですね。
セミコロンの前後で同じ形になっており、文脈は対比となっています。
内容としては、時代(インターネットと電信制度)の対比。
また、前後で同じ形、ということで、単語の置き換えが起きています。
今回で言うと
is described as = was called
です。同じ形だからこそ置き換えが起こっていて、僕たちはそれを利用しわからない単語を予測していくんです。
まぁ今回はdescribeもcallも簡単なんです大丈夫ですけど笑
あ、でもdescribeを描くなんて訳さないでくださいよ…?
訳 今日ではインターネットが「情報のスーパーハイウェイ」と言われる一方で、1800年代では電信制度が「思考のハイウェイ」と呼ばれていた。
結構大事な話でした。この前後で同じ形が如何に強力な武器なのか今度紹介しますね〜〜
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